FALCON『Walking by Myself』制作について

FALCON『Walking by Myself』制作について

どんな感じで制作したのかをまとめてみました。

とにかく良い歌、良い演奏が欲しかったんで、歌とギターはFalconさんご自身のお店、Bar StingrayにてiPhoneのボイスメモで録音してもらったんですね。

音源視聴はこちら↗︎

まぁ予算がたくさんあれば何日もスタジオにこもって、その環境に慣れて、ベストテイクを録ることもできるんでしょうけど、お金のこととか、明日の仕事のこととかが頭にあると、やっぱ焦っちゃうじゃないですか。「ま、いっか」って。苦笑 それよりも、音質は悪くても何度でもやり直しができる、リラックスした環境が良いんじゃないかなと思ったんですね。

全体の流れとしてはこんな感じです。

  1. 弾き語りデモiPhoneボイスメモ受領
  2. BPMの検出
  3. 歌とギターを分離
  4. 上記に合わせラフアレンジ
  5. カラオケ送付
  6. 仮歌録りiPhoneボイスメモ
  7. KEY調整
  8. カラオケに合わせて歌録り(iPhoneボイスメモで2、3テイク送ってもらう)
  9. カラオケに合わせてアコギ録り(iPhoneボイスメモで2、3テイク送ってもらう)
  10. アレンジ
  11. ミックス

Falconさんは前から良い声してるな〜と思ってたんですけど、正直、歌が凄く上手いっていう印象は無かったんですね。(サーセンw)なので、今回歌のテイクを送ってもらって、こんなに歌上手かったんだ!とビックリしましたね。

そして今回弾き語りのBPMを元にトラックを作ったんすよ。自分は昔、一定のBPMでクリック聞いてレコーディングって感じだったんですけど、弾き語りのBPMのウネリってやっぱ素晴らしいですね。人間の生み出すリズムって素敵だな〜と改めて感じました。

あと、ロックンロールってあまり綺麗だとポップスになっちゃうので、適度な音の汚さ、濁りが必要だと思うんですね。だからiPhone録音でもビタっと決まったんでしょうね。もしかしたら、他のジャンルではこのやり方は難しいかもですね〜

Shak Keijiプロデュースについてもう少し知りたい



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