どんな感じで制作したのかをまとめてみました。
とにかく良い歌、良い演奏が欲しかったんで、歌とギターはFalconさんご自身のお店、Bar StingrayにてiPhoneのボイスメモで録音してもらったんですね。
まぁ予算がたくさんあれば何日もスタジオにこもって、その環境に慣れて、ベストテイクを録ることもできるんでしょうけど、お金のこととか、明日の仕事のこととかが頭にあると、やっぱ焦っちゃうじゃないですか。「ま、いっか」って。苦笑 それよりも、音質は悪くても何度でもやり直しができる、リラックスした環境が良いんじゃないかなと思ったんですね。
全体の流れとしてはこんな感じです。
- 弾き語りデモiPhoneボイスメモ受領
- BPMの検出
- 歌とギターを分離
- 上記に合わせラフアレンジ
- カラオケ送付
- 仮歌録りiPhoneボイスメモ
- KEY調整
- カラオケに合わせて歌録り(iPhoneボイスメモで2、3テイク送ってもらう)
- カラオケに合わせてアコギ録り(iPhoneボイスメモで2、3テイク送ってもらう)
- アレンジ
- ミックス
Falconさんは前から良い声してるな〜と思ってたんですけど、正直、歌が凄く上手いっていう印象は無かったんですね。(サーセンw)なので、今回歌のテイクを送ってもらって、こんなに歌上手かったんだ!とビックリしましたね。
そして今回弾き語りのBPMを元にトラックを作ったんすよ。自分は昔、一定のBPMでクリック聞いてレコーディングって感じだったんですけど、弾き語りのBPMのウネリってやっぱ素晴らしいですね。人間の生み出すリズムって素敵だな〜と改めて感じました。
あと、ロックンロールってあまり綺麗だとポップスになっちゃうので、適度な音の汚さ、濁りが必要だと思うんですね。だからiPhone録音でもビタっと決まったんでしょうね。もしかしたら、他のジャンルではこのやり方は難しいかもですね〜
Shak Keijiプロデュースについてもう少し知りたい