60sガレージパンクと言えばこのバンド『The Sonics』ですね。彼らの代表曲の一つをほぼノンアレンジでカバーしました。
収録の経緯
彼らにはいろんな名曲があるんですが、この曲は前から演ってみたいなぁと思ってまして。特にシャウトを効かせた圧倒的ボーカル。これに対抗できるのはアサコさんしかいないぞと。今まできちんと取り組むことも無かったのですが、今回は「TEENAGE KICKS」同様、選曲リハーサルにてグルーヴが良かったので収録候補入りしたのです。
アレンジとレコーディング
この曲の原曲キーはCなのですが、ベースやギターが美味しい音だったんですね。それで、できれば原曲キーでやろうと。選曲リハーサルではアサコさんが歌詞を覚えてなかったので、軽めに歌唱。Cのままで大丈夫そうという判断になりました。
「せーの」の一発録りレコーディングでは、問題なく2テイクくらい録りまして。アサコさんはその日もまだ歌詞を覚えてなかったので(←夏休み最終日に宿題をやるタイプ)、ボーカルは後日別録りということになりました。
しかしながら、、、
問題が発生!
ボーカルをRECする段階になり「キーが低い」と判明。。あちゃ〜。
さてどうしようかと。思いついたリカバリ案がこちらです。
施策①デュエットにする
僕自身はパンチの利いたシャウトが得意では無いのですが、取り急ぎメインボーカルを録音。(僕は好きな曲は歌詞を覚える派なのでw) ハモリパートを考えて、アサコさんに歌唱してもらいました。
ダサい。。。なんだろう。。。このダサさ。。。苦笑
そして奇想天外なアイデアをアサコさんが思いつくわけです。
施策②ハモリパートだけにする
そう、もう一度原曲とthe heizバージョンを聴き比べて見てください。
CHAGE&ASKAで言うところのCHAGEパートのみで完成させてしまったのです。笑
結果的には本家と、「メロディラインのズラし」で差別化が出来、これはこれで面白い仕上がりですね。失敗は成功の母といったところでしょうか。
所感とあとがき
あまり参考にならないでしょうが、皆さんも先にオケを録ってしまった後でキーが低い時は、上記手法をお試しください。笑
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