ホームページ・ブログ開設についての所感

 楽曲提供やプロデュースをするつもりはないのか?と何度か尋ねられたことがあったんです。その時は、他人に頼まれたり、仕事で音楽なんかやりたくないと思ってたんですね。自分にとって音楽は表現だったので。

 いつもお金に困っていたんで(今もあまり変わらないw)、「仕事」を「労働」としてしか考えられなくて、なのでビジネスを前提に音楽を作るってのが、芸術を労働にするようで嫌だったのかなぁと思います。

 ちょっと話変わりますけど、the heizを始めたとき、自分のルーツ、シンプルなロックに戻りたい衝動で、当時使っていなかった電子機器捨ててしまったんすよね。(もったいない。。)その時は純粋に演奏だけやりたくて、エンジニアやマニュピレーターのような裏方業務と決別したかったのかなぁと思いますけど。でも結局その後、heizでもマイク立てて録音したり、ミックスしたりとどんどん裏方業務に戻ってきちゃったんです。ソフトも買いましたし。そういうの結局好きだったのかも知れないっすね。あとミルクティースも結成20周年3年連続アルバムリリースなんてのがあったり、どんどん打ち込みやサウンドクリエイター的な自分に戻ってきちゃいました。

 極め付けはコロナっすね。ライブ活動が止まったんで、自分を見つめ直す良い機会だったなぁと思います。そん時、色々と「労働」じゃない「仕事」を探してみたんですけど、最後に自分に残ってるもの何だ?って考えた時に、やっぱ音楽だったんすよね。音楽がやっぱり1番自信ありますもん。他は結構自信ないっす。

 表現としての、芸術としての、音楽は、やる。辞められてるのであればもう辞めてる。(自分はこれを「ロックンロールに呪われてる」と表現しています。笑)ただ、今までの長い年月で身につけた知識や経験やスキルは、「労働ではない仕事」にできるんじゃないか?と思ったんすよね。いやはや、遅い。。この歳でこのセリフ。。ま、まだ間に合うと信じてますが。笑

 一昨年あたりからアサコさんとBGM制作とかコンペとかをやり始めて、結構良い感じになってきたんすけど、ま、結構労働っぽく。費用対効果で考えると悶絶レベルっす。苦笑 ただやっぱりやりがいがあって。必要とされてる実感があるんすよね。1曲でも2曲でも売れるってのは、誰かがどこかで活用するために買った訳っすからねぇ。

 あとFalconさんのアルバムプロデュースをしたのも大きかったっすね。趣味で友達をプロデュースしたことはあっても、ちゃんとプロジェクトっていうか、気合の入ったものを手掛けたのは初めてだったんで。自分でもすげぇ良いモノができたなぁって思いますけど、本人がそう言って喜んでくれるってのは本当に嬉しかったですね。「仕事」って本来こうあるべきだよなぁとつくづく感じましたわ。(この歳でこのセリフ。。泣 ま、まだ間に合う。。。苦笑)

 去年は運良く、BGMの制作依頼が舞い込んできたり、アレンジの仕事があったりしたんすけど、やっぱ、不定期っすね!これじゃ続けられない。当たり前のことっすけど、ちゃんとホムペ作って、SNSもやって(SNSは苦手)、こういうことやってるよーって世間様にお伝えしなくちゃなぁと、ついに重い腰を上げた次第です。改めてよろしくお願いしますm(_ _)m

※ホムペはアサコさんに教えてもらいつつ、ぼちぼち作成中なんすけど、僕、テキトーなカオス、大好きなんすよね。もうこのまんまにしときたいくらい。ま、それは流石に商売に繋がらないんで無理だとは思うんすけど、綺麗に整える前に、未完成のカオス状態で公開してみましたよ。



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