映画『スパークス・ブラザーズ』感想と考察

鑑賞の背景

僕はエドガー・ライト監督の作品の大ファンです。8割方は鑑賞できてるかな。遅ればせながら、最近エドガー・ライト監督のTwitterでこの作品を知り、Amazon Prime Videoにて鑑賞の運びとなりました。

結論

一言で言いますと、ドキュメンタリー映画の中では1、2を争う面白さでした。(ちなみに僕の中で1、2を争ってる映画はニック・ケイヴのドキュメンタリー、3位あたりにモータウンの映画)

鑑賞前の状況

ロックバンド「スパークス」については何も知りませんでした。一曲も聴いたことが無かったんです。ただ、エドガーライト監督が彼らの大ファンだったということで、どんな音楽なのか期待が募ります。

ただドキュメンタリー映画は眠くなるものも多く、一抹の不安もよぎります。エドガー・ライト監督を信じて、、鑑賞!

鑑賞後の感想と考察

「エドガー・ライト監督はドキュメンタリーでもエドガー節炸裂だった!」スピード感を保ちながら、アニメーションやナンセンスシーンで飽きさせない。大抵、ミュージシャンものの映画では、起承転結の「転」で、酒、ドラッグ、恋人の取り合い、メンバー間の確執など、暗く陰鬱になるものだが、(そのまま結になるものも多いですよね。。)良い意味で「転」を感じさせず、最後まで一気に観ることができました。そして「スパークス」の大ファンが監督をしていることにより、ファンの拡大に成功。まんまと僕もファンになってしまいました。。

一つだけネタバレ。映画内のセリフで「長く活動しているミュージシャンは、自己トリビュートバンドになってしまうことが多いが、彼らは違う!」的な発言がありました。グサッときましたね。特に僕が20年以上続けてるバンド、ミルクティースは「自己トリビュートバンド化してるかも。。もっとトンガってみたい」と思わされました。ま、自己トリビュートもエンターテイメントとしては素晴らしいとは思うんですけど。当然、自分もお客さんの立場の時は「ヒット曲」が聴きたいのです。

その他・所感

僕の少ない趣味の一つが映画鑑賞で、「死ぬまでに観るべき映画」など誰かのリストを参考にリスト化。最近はあまり観れてないですが、ほぼ毎日観てた時期もありました。感想やレビューを書きたいなぁと思いつつ、何もしてなかったあの時期が勿体無い。。ついに重い腰を上げた次第です。

ちなみに、エドガー・ライト監督は最近ではアニャ・テイラー=ジョイが怪演している「LASTNIGHT IN SOHO」も抜群に面白く鑑賞必須の映画です。おすすめ。あと「ベイビー・ドライバー」もサウンドトラック含めて最高です。

また、今回はAmazon Prime Videoでの鑑賞でした。現時点ではNetflixに入っているのですが、最近全く利用してません。。ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」の続きは映画ということですし、「ストレンジャー・シングス」の新シーズンもなかなか公開されないので、どうしようかなと。一時離脱しようかなと考えております。

U-NEXTか、Disney+に入ろうかなぁ。

公式サイトリンク

https://www.universalpictures.jp/micro/sparks-brothers



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